身長が低い子の病気について
子供の身長の伸びが悪く低身長である場合、「低身長症」が疑われます。低身長の基準は、-2SD(2学年下の子より小さい。同じ月齢の子100人の中で2番目までに小さい)であるかどうかになります。
低身長症には何種類か病名がありますが、成長ホルモン分泌不全症というのが最も多い病気です。この病気は成長ホルモンの分泌が悪いので、身長の伸びが悪く低身長になり、2次性徴の遅れも見られます。
医師から診断がくだるまでには、大きな検査をしなくてはなりません。成長ホルモン分泌負荷試験という検査は、少しだけ負担が大きいです。一定時間ごとに採血を行って調べます。検査薬の副作用もありますが、数時間でなくなります。
また、効果的な治療法もあります。成長ホルモンを毎日接種する注射療法です。以前は通院して投与していましたが、現在は在宅注射になりました。皮下注射なので痛みは少ないのですし、接種がしやすいペン型の注射が次々に開発されています。しかし、子供にとって毎日の注射はとても負担ですね。また、長い期間の治療になりますので心のケアも大切になります。注射薬での副作用はほとんどありませんのでご安心ください。
乳児期は1日の半分以上を睡眠で過ごします。「寝る子は育つ」というのは本当ですね。