身長が高い子の病気について
低身長とは逆に、幼児期のうちに他の子供に比べてどんどん身長が伸びていく病気があります。身長の伸びが悪い場合は病気への不安を抱きやすいのですが、身長が高いということについては、良いことだという認識が皆さまにもあるのではないでしょうか?そこが落とし穴となり、病気の早期発見が遅れやすくなるのです。
みなさん、「思春期早発症」と呼ばれる病気があることをご存知ですか?名のとおり、思春期が異常にはやく訪れてしまうという病気です。症状の特徴は、それまでは他の子と同じように伸びていた身長が、幼稚園に上がった頃から急激に伸び始めます。1年に10センチ位の伸びが見られたら要注意です。また、2次性徴が早期に始まるので、年齢不相応に胸が大きくなり始め、陰毛、脇毛が生えてくる、初潮を迎えてしまう・・・などが主な症状です。そうなると、実際の年齢よりも骨年齢が上回ってしまい、身長がぐっと伸びる児童期にはすで身長の伸びは止まってしまい、最終的な身長が低くなってしまうというのが1番の問題です。やはり、その時々の年齢に適した成長ができることが望ましいのです。
この病気は1ヶ月に1度、通院にてホルモン注射を行います。かなり痛い注射ですが根気よく続けましょう。